2005年 マーケット情報

1.生産量

2006年の家禽肉の生産量は、増加の見込み

2006年度の家禽肉の主要生産国の生産量は、およそ4%増の6,560万トンになると見込まれています。特に顕著な伸びを見せるのは、ブラジル・中国・インドそしてアメリカ。またトリインフルエンザで生産量が落ち込んだアジア諸国も増産傾向にあります。2006年度は、原油及び燃料価格の高騰が続くにも拘わらず、安価な飼料価格と継続的な生産の統合、集約が、世界規模の増産を促進すると予測されます。

アメリカのブロイラーの増産量は、2006年度における増産予測でもっとも大きな割合を占めています。これらのほとんどはアメリカ国内で消費されますが、輸出業者も生産量の増加の恩恵を受けることができるでしょう。

生産量
※単位:100万トン
Source: Production, Supply and Distribution Database, FAS

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2.消費量

世界各国における消費の傾向とその要因

牛肉や豚肉と違い世界各国における家禽肉消費の増加予測は、ある一国に集中しているわけではありません。主な国のブロイラーの消費は、2006年度は依然として3%前後の増加を続けると予測されています。2005年から2006年にかけてブロイラーの消費が顕著に伸びると予測されている国は、ブラジル(4%)・中国(3%)・インド(16%)・メキシコ(5%)及びロシア(7%)です。アメリカの増加は、3%にとどまっているものの、その量は主な消費国における増加分の21%に相当します。

また世界のいくつかの国では、高病原性トリインフルエンザ(HPAI)が発生しHPAIの基本情報とその防護策に関する情報の不足から、国内の消費が落ち込みました。しかしタイやインドネシアのように、消費者がより正確なトリインフルエンザ情報を入手できるようになったことで、以前の水準に戻り始めた国もあります。

例えば、タイの2006年度の消費量は、7%増の760,000トン。インドネシアでは、AIの報道があった2005年7月には消費も20%も落ち込みましたが、2005年度の年間消費量は2%増になると予測されます。

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3.輸出量

家禽製品の商取引の現状

家禽肉輸出量の2006年の予測値は、主な輸出国による取引量が740万トンに達し、牛肉の輸出量を初めて上回る見込みです。2006年の予測値における、およそ7%の増加は、アルゼンチン・ブラジル・中国・タイ及びアメリカの伸びによるものです。

2006年度のアメリカのブロイラー輸出量は、主な輸出国による輸出量の34%弱で、年々シェアは低下しています。2001年には、アメリカの輸出量は、45%を占めていました。2006年のアメリカのブロイラー輸出量は、2%増の250万トンになると見込まれています。

例えば、タイの2006年度の消費量は、7%増の760,000トン。インドネシアでは、AIの報道があった2005年7月には消費も20%も落ち込みましたが、2005年度の年間消費量は2%増になると予測されます。

輸出量
※単位:100万トン
Source: Production, Supply and Distribution Database, FAS

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アメリカ農務省(USDA)FAS(Foreign Agricultural Service)サイト

http://www.fas.usda.gov/dlp/circular/2005/05-11LP/toc.htm

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