2006年 マーケット情報

2007年度 家禽肉のワールドマーケット予想

アメリカ産ブロイラーの輸出は、2.2%増加の2,500,000トン、
アメリカ産ターキーの輸出は、7.9%増加の261,000トンが予想されています。

アメリカ家禽肉の動向
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ブロイラー

2007年度輸出は回復傾向に

主要貿易国はブロイラーの輸出について、2006年下降した後の2007年は4%上昇の6,700,000トンと予想しています。主要輸出国は、2007年はマーケットシェアの大幅な変化はなく、出荷の増加や安定した売り上げを見込んでいます。アメリカのマーケットシェアは37%まで増加すると予想される一方で、ブラジルのシェアは1ポイント下降の38%、EUは変わりなく10%を占めると予想されています。EUのブロイラー輸出は2004年以降減少し、2006年に発生した養鶏場での鳥インフルエンザにより、フランスの輸出は一時的な輸出停止措置がとられ、再び下降傾向にありましたが、解除されたことで2007年には回復傾向になると予想されています。

2007年度ブラジルの輸出は立ち直りへ

1999年から2005年にかけて、ブラジルのブロイラーの輸出高は伸び続けてきましたが、2006年は一部の主要輸出マーケットで需要が減少し、下降が予想されています。これは主要通貨に対しレアルが強まったことと、鳥インフルエンザ問題の懸念により、輸入国が家禽肉の代わりになる他の食肉やたんぱく源に代替えしたためです。その結果、ブラジルの家禽肉は供給過剰の問題と直面してきました。ブラジルのブロイラー肉の輸出は、鳥インフルエンザ問題が終息するにつれ、消費需要の増加とロシアへの輸出増加や、積極的なマーケティング活動の成果により、2007年には2% 増加の2,600,000トンと予想されています。

2007年度は主要国の輸入総額が増加

日本とロシアのブロイラーの輸入は、2007年度は下降予想されていますが、主要貿易国による輸入は3%超えの5,300,000トン以上増加すると予想されています。中国の輸入は、鳥インフルエンザ問題に影響を受けなかった2004年以前と並ぶレベルまで増加すると思われます。メキシコのブロイラーの輸入は国内生産が増加しているにもかかわらず、6%増加と予想されています。メキシコの輸入を押し上げている主な要因は、国内消費の増加で、国内の加工工場への投資が増えているためです。

EUの輸入増加

EUのブロイラーの輸入は、2006年度はおおむね増加予想(15%)で、2007年度には8%近く増加の645,000トンと予想されています。

ロシアの輸入量は下降

ブロイラーの最大輸入国であるロシアの輸入量は、2007年までに7%以上の12,000,000トン近くまで下降すると予想されています。輸入量の減少が予想されるのは、ここ数年ロシアの家禽生産量が安定して増加しており、2007年には過去最高の生産量に到達すると思われるからです。家禽肉の輸入は、アメリカが60%以上を占め、残りは主にブラジルが占めています。

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ターキー

2007年度のターキーの輸入は増加

2007年度主要国によるターキーの輸入は、459,000トンと予想されています。メキシコとEUの輸入はどちらも5%増と見込まれています。主要貿易国によるターキーの輸出は、2006年の鳥インフルエンザ、および鳥インフルエンザ関連によるEU輸出禁止措置による需要の減少により10%近く下降しましたが、2007年には5%以上増加すると予想されています。
2007年度U.S.ターキーの輸出は8%近く増加の261,000トンと予想されています。 主要貿易国によるマーケットシェアーは、2007年度も実質的な変化はないと推測されています。