ダックの特色

ダック

肉を食べるために飼育された、風味豊かな味わい。
栄養価が高くヘルシーな肉は、フレンチや煮込み料理にも…。

1873年、初めてアメリカに輸入された中国産のホワイトペキンダックがその後、淘汰精選を経たのが現在のアメリカ産ダックです。ペキンダックが主に脂肪の付いた皮を食べることを目的に飼育されるのと違い、アメリカ産ダックは肉を食べることを前提としています。そのために厳選された飼料と飼育方法で、風味豊かな肉の味わいを作り出しました。現在、アメリカ産ダックは徹底した品質管理で生産効率が高く、しかも滋味に富んだダックとして高い評価を得ています。

栄養価が高く、脂ののった肉はそのまま焼いても香ばしくとてもジューシー。香ばしい脂の香りと赤身の肉ならではの鉄分豊富な旨みが堪能できます。鴨に似た味わいは中華風の味付けや和風の照り焼きソースによくなじみ、香味野菜と相性が良いものです。また鴨鍋のイメージでたっぷりの野菜と合わせるとよりヘルシーに食べることができます。

ダックにはジューシーで柔らかなむね肉と肉質のしっかりしたもも肉とがあります。むね肉は合鴨と比べて脂が少なく、くどさがありません。オレンジなどの柑橘系やブランデーの香りと相性が良く、風味の甘いソースを合わせてフレンチスタイルに仕立てることもできます。肉全体にコクと香りがあるので、酸味を利かせたものやスパイシーな味付けも自在に受け止めます。脂が気になるなら皮目を十分に焼ききって香ばしさを引き出してみてもよいでしょう。

一方のもも肉は、ダックならではの味と香りがより濃厚で、ゴボウなどの土っぽい香りと相性がよく、力強さが感じられます。煮崩れしないのでローストやソテーの焼き物だけでなく、煮込み料理にも向いています。また、ダックで採っただしも旨みの強いものですので、料理への活用が期待できます。