USAPEEC PRESS 2011年10月号

Poultry News

3月中旬にパナマ共和国にアメリカ家禽鶏卵輸出協会の会議で、パナマ共和国の首都、パナマ市に行ってきました。パナマといえばパナマ運河。南北アメリカ大陸と太平洋、大西洋を結び貿易、人の往来など地理的にも重要な場所ということは良く知られていますね。人口約350万人のこの国は、今、著しく成長をしています。飛行場から街に向かうタクシーから見る街並みは、それを象徴しています。高層ビルが立ち並ぶ中心街は、まるで香港のようで首が疲れます。  さて、今回のパナマでの会議は例年とは違い、各国の代表事務所とパッカー以外に大豆協会の参加が目立ちました。日本市場のプロモーションも大豆協会の予算を使っています。たとえば、このニュースレターでも紹介しているスーパーマーケットの試食販売はイリノイ州の大豆協会から、そして雑誌のタイアップ、レストランプロモーションはアメリカ大豆協会の予算で活動しています。大変ありがたいお話です!  2011年の米国から日本への輸出は飛躍的に伸びましたが、米国は決してそれで満足することはありません。そして中国、ロシア、メキシコという三大輸出国があっても、それに甘んじることはありません。彼らは次を目指します。その分析もなんとも強引ではあるものの、掲げるゴールはとてつもないものがあります。過去数年において輸出をしていない国は70カ国あり、鶏肉の自給率、人口、GDPの伸び率、消費量、消費者物価指数などから割り出したTop 10 Potential New Markets (ポテンシャルの高いトップ10市場)はチュニジア、エジプト、インド、イラン、アルジェリア、インドネシア、モーリシャス、モルディブ、ボツワナ、ブータン。さて、あなたはいくつ世界地図でこれらの国を指差せますか?見習わなくてはいけないのは、このアグレッシブさ.....なのかもしれません。

日本は人口が減っても世界の人口は増え続けています。
そして世界にはまだまだその日の食糧にも事欠く大勢の人達がいます。その国が経済的に発展してゆくことにより、さらに多くの動物タンパクも食されるようになり、その中でも安価に生産できる鶏肉の消費はさらに伸びてゆくと考えられます。鶏肉の世界全体への輸出能力を考えると、アメリカとブラジルが完全にその双璧です。この傾向は加速することはあっても、第三国がその地位を脅かす方向には動かないと思います。なぜなら飼料、きれいな水を安定供給できるのは、やはりこの二国だからです。  これからも日本の皆様に安価で安心でしかも美味しい家禽肉、卵製品を提供できるよう一生懸命に活動を続けてゆくつもりです。4月からは新年度、という企業も沢山おありだと思います。気持ちを新たに2012年度もアメリカ家禽協会をよろしくお願い致します。輸入、国産ともに日本市場は大変な状況にあることは承知しています。皆様の少しでもお役にたてるよう、わたくし達、アメリカ家禽鶏卵輸出協会も一生懸命がんばります!