七月。旧暦七月は文月とも呼ばれますね。美しい言葉です。
英語ではJuly。 これは紀元前45年にユリウス暦を制定したユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)がこの月に自分の名前を付け「July」になって しまいました。おまけに8月にも無理やりローマ皇帝アウグストウヌスの名前を入れたので、本来「7」を表す「Sep」が後ろに 追いやられて「9月」になってしまったという、何とも美しくないお話です。ともあれ、もう一年の半分が過ぎて夏真っ盛りの季節到来です。 暑い夏には冷たいビールというところでしょうが、ビールと一緒に食べたいハムやソーセージの類もこの夏からは大幅値上げという何とも悲しい状況になっています。
これはすべて豚肉の高騰が原因です。

日本国内でも農水省の発表によると6月22日までで38道県で発生し30万頭以上が死亡していますが、アメリカでもこのPED は猛威を振るい、30州以上で発生し、既に数百万頭の豚が死亡しているという報道があります。その結果アメリカ国内でも 豚の価格が高騰。必然的に輸出価格も急上昇という事になっています。そしてその豚肉の高騰が引き金となり、もっと安い 動物性蛋白である鶏肉の需要へと繋がっているのです。
アメリカ国内では豚肉の価格が4割近くも上昇し、それに引っ張られてチキンの価格も上昇しています。
その事によって、アメリカから世界に向けて輸出しているチキンの価格も上げざるを得ないという現状になっています。

今年は年初から対日輸出価格も上昇し続けてはいますが、それでも日本の1〜4月のアメリカからの輸入量累計は7910トンで、 これは昨年比では130.6%という数字となっています。この30.6%増という数字自体はアメリカ家禽鶏卵輸出協会にとっ ては喜ばしい事であり、願わくばこの勢いのまま、あるいはそれ以上の伸びで年末まで行って欲しいと思います。

しかしながら6月積み、7月積みの対日オファー価格は続伸という厳しい現実も目の前にあります。
それでも豚肉と比較するとまだまだ安いUSチキンです。暑い夏のビールのお供に、秋の行楽シーズンに、そして年末のクリス マスに、その他理由は何でも構いませんので、ローストレッグ、スモークレッグ、フライドレッグ、或いはドラムとサイに分けてと、 様々な調理法で沢山沢山アメリカ産鶏肉を食べて頂ければと思います。

ここアメリカ家禽鶏卵輸出協会は、日本国内での需要を伸ばすべく、色々な形での販売促進活動も行っていますので、 もっとアメリカ産鶏肉を販売したいとお考えの方はご一報ください。
豚肉価格はまだまだ沈静化の様子もありません。それに比べたら安くて安心で美味しいアメリカ産鶏肉を沢山食べて、この暑い夏を乗り切りましょう。

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