アメリカ家禽鶏卵輸出協会Poultry&EggExportCouncil

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アメリカの家禽商品の中心は、何といってもチキンです。アメリカの大自然の恵みを受けて健康に育ったチキンのおいしさは、世界の人々から認められています。 また、厳格な品質管理や検査システムも、世界のお手本です。
現代人の健康志向にぴったりのヘルシー食品であるチキンの消費量は、アメリカでも、そして日本でも伸びています。が、将来にわたって高品質の商品を最も安定して供給できるのはアメリカです。世界各国で認められているアメリカ産のチキンの需要は年々伸びています。
このサイトでは、アメリカで一般的に製造されている代表的な商品を紹介します。

1. チキンまる鶏

フレッシュ(生)、フレッシュフローズン(生冷凍)の2つの形態で販売しています。
ブロイラーの重さは1.36~2.72kg、ロースター(写真)は、2.72~3.63kg、ケイバンは2.72kgです。
臓物パックは通常一緒に入っていますが、臓物なしの場合はWOGS、あるいはWOGN(臓物と首なし)のラベルが貼付されています。

2. ブロイラー(8ピース・カット)

背面部分付サイ(上もも)2本、レッグ2本、ウイング(手羽)2本、二つにカットした胸部の8ピース・ブロイラー。
通常、「まる鶏のカット・チキン」とラベルが貼付されています。
臓物は付いていません。

3. ブロイラー(9ピース・カット)

ブレスト(胸肉)1個、ブレスト・サイド(胸肉側面)またはリブ2個、サイ2本、ウイング2本、ドラムスティック2本の9ピース・ブロイラー。
主に飲食店とファーストフード・レストランで使われています。

4. ブロイラー・ハーフ

背骨と竜骨を通して、前から後ろへほぼ同じ重量になるようにカットされたものです。
背骨の同じ部分がそれぞれの半身に付いています。

5. ホール・ブロイラー・レッグ

レッグとももがつながったままの状態のもので、背面部分が付いていないものをホール・ブロイラー・レッグと言います。

6. ブロイラー・クォーター

半身のブロイラーをさらに4分の1にカットしたものです。レッグ・クォーター、ブレスト・クォーターともに、平面部分が付いています。
(A)レッグ・クォーター
ドラムスティックとサイは、すべてダークミートです。
(B)ブレスト・クォーター
ウイングも含まれており、すべてホワイトミートです。

7. ブロイラー・サイ(上もも)

足のひざ関節から上の部分をサイ(上もも)といいます。
(A)サイはブロイラー・レッグ・クォーターをひざ関節で切り離して作ります。
(B)背面部分のつなかいブロイラー・サイは、もも全体をひざ関節で切って作ります。
これにはリブ、背部はつきません。

8. ボーンレス・スキンレス・ブロイラー・レッグ・ミート

これはブロイラー・レッグ・クォーターから、皮と骨を除去して作ります。
粗挽き鶏肉は、ボーンレス・スキンレス・レッグから作ります。
ボーンレス・スキンレス・サイは、もも部分から骨と皮を除去して作ります。

9. ブロイラー・ドラムスティック(下もも)

レッグ・クォーターの下の部分、またはひざ関節とホック(飛節)の間の部分をドラムスティック(下もも)といいます。
重量は114~142gです。

10. 背部付きスプリット・ブレスト

ウイング(手羽)部分を取り除いたブロイラー・ブレスト・クォーターは、ホワイトミートで、重量はそれぞれ340~425gです。

11. 背部なしスプリット・ブレスト

ブロイラー・ブレスト・クォーターから、ウイング(手羽)を取り除いた背部なしブレストです。

12. ボーンレス・スキンレス・ブレスト

ブレスト・ハーフ(胸部半身)から皮と骨を取ったものです。
大小の胸筋を取り除いて、テンダーロインとボーンレス・スキンレス・ブレストを作ります。

13. チキン・ウイング(手羽)

(A)ドラムメット
ウイングの最初のボーションで、肩関節とひじの部分です。(手羽元)
(B)中間部と先端
平らな中央部分とチップ(先端部)です。チップだけでも販売されています。(手羽先)
(C)昼間部
時にウイング・フットまたはミッド・ジョイントと呼ばれているものです。(手羽中)

14. ホール・チキン・ウイング(手羽全体)

ホール・ウイングは、すべてホワイトミートです。3つの部分からなっています。

15. ギブレット(臓物)

ギブレット・パックには、(A)砂のう、(B)心臓、(C)肝臓、(D)首が入っています。
ギブレットがまる鶏チキンの一部として入っている場合は、紙もしくはプラスチックで包装され、鶏のくぼみの中に入れられています。

16. ブルド&ダイスト・チキン

ブルドあるいはダイスト・チキンは、骨なし・皮なしの完全調理済み商品です。ブレスト・ミート(胸肉)、レッグ・ミート(もも全体)、またはブレストとレッグを一緒にして包装されることもあります。組み合わせた場合には、製品ラベルにはナチュラル・プロポーション(自然の割合)が書かれています。
(A)ブルド
骨と皮を手で取り除いた調理済みの鶏肉
(B)ダイスト・カット
引き裂いた肉をさいの目に切ったもの

17. チキン・フランクフルト・ソーセージ

(A)チキン・フランクフルト
ホワイトミートとダークミートを混ぜ合わせてあります。
(B)チキン・ボロニア
骨を取った鳥肉を乾燥させ、味付けしたものです。
(C)(D)チキン・ソーセージ
チキン・ソーセージは、いろいろな形態、タイプ、サイズの製品があります。

18. チキン・パティ、ナゲット、テンダーロイン、カツレツ、ストリップ・アンド・チャンク

パン粉を既にまぶした調理済み製品は多種多彩にそろっています。
すべて冷凍で、食べる直前に温めるか、少し手を加える必要があります。
(A)チキン・カツレツ
(B)チキン・テンダーロイン
(C)チキン・パティ
(D)チキン・ナゲット
(E)チキン・チャンク
(F)チキン・ブレスト・ストリップ

USチキンは飼育段階だけでなく、最新の処理加工設備、専門官による厳しい検査、卓越した冷凍技術、運送技術など、処理段階でも徹底したクオリティコントロールを行っています。

※これは基本的な製造ラインであり、メーカーによって多少異なります。

アメリカ政府の検査済みマークが示す品質と安全性 アメリカでは、家禽商品の厳しい品質管理と衛生検査が法律で義務づけられています。政府の定めた基準に基づく鶏舎の徹底的な衛生管理と適切な飼料配合。そして、処理加工の時点でもいくつもの厳しい検査が、アメリカ農務省(USDA)の専門官の手によって、1羽1羽に行われます。
このマークは、それらの厳重なチェックをすべてクリアしたことを示す検査済みマークです。マークには加工工場番号が入っていて、その商品はどの工場で生産されたのかまで分かります。 日本に輸入されているアメリカ産の家禽商品にはすべての商品に、このマークが付いています。